ある日小学校の校庭で遊んでいると、鳩の群が飛んできました。
友達が、”鳩の大群だ”と言ったのでみんなで見ていると、
鳩の群に1羽の別な鳥が突っ込んでいくのが見えました。(カラス?)
その鳥は1羽の伝書鳩に狙いを定めると、もの凄い勢いで体当たりしました。
その瞬間、その伝書鳩は私たちのいる校庭へ猛スピードで落下してきました。
可哀想にもその伝書鳩は、地面に叩き付けられてしまいました。
急いで鳩の元に駆け寄ると、鳩の脚に番号などが書かれたタグが
ついていることに気づきました。
職員室に行きそのことを先生に伝えると、
先生は伝書鳩の協会のような所に、電話して聞いてみると言ったのです。
電話によると、
”東京から仙台まで伝書鳩のレースをしていた。
鳩はそちらで処分して下さい。”
とのことでした。
仕方がないので、私たちは校庭に鳩のお墓を作ってあげました。
かわいそーにー。えーん。シクシク。(涙)
伝書鳩って、そんな遠くまで飛ぶんですね。